Mar 19, 2011

アメリカからみた日本の震災


今でも覚えてるんだけど、日本にかなり大きな地震が来てるという最初の情報はアメリカ人の友達から。後にアンディから電話が着て、ニュースに切り替え。

現れたのは海岸線に向かってくる長い長い津波の帯の映像でした。
ただ事じゃないとすぐ思ったけど、半分うそみたい・・・・と口は開いたまま。
そうしたら、すべてのメインチャンネルが日本で起こった地震と津波のニュースだけ!

平地なビニールハウスの畑に、がれきと破壊された家と車が一緒にすごいスピードで押し寄せている津波、黒い煙を上げながら燃えまくっている石油コンビナート、山火事のように広範囲で燃えてる家、翌日には岸に押し寄せられた200、300の遺体を発見・・・・もうショック以上だった。


ずうと、テレビジャパン(有料ケーブル)では24時間、これらの災害ニュースしか流してなくて、私もその番組しか観てなかったけど、やっと一週間過ぎてから、CNNとか違うチャンネルでもニュースを観れる余裕ができました。

NHKの番組はけっこう繰り返し映像と情報の表面的なものが多いんだけど、海外のジャーナリストやキャスターが発信しているのは、もっと奥まったこと。
めちゃくちゃに壊れている家の中に入ったり、海外の救援隊がどういうふうに救助活動をしているのか、日本では放送しないような映像や写真などがちょっと観れたと思います。

アメリカ人の関心がさらに高かった原子炉放射能漏れのニュースだって、GoogleEarth使った衛星画像使用してたので、もっとくっきりきれいに先に現場の様子が見れたような気がするなあ。
このニュースはけっこう日本人よりはアメリカ人のほうが過剰なくらい心配してるような感じがする。

写真は19日付けのサンノゼ新聞。クリックすると大きくなります。

現地にいる友達とはライブでメールとSNSしたおかげで、実際の情報が得られたのはすごい役にたったです。

1 comment:

tomomama said...

アメリカでは原発の事をどういう風に言ってるか気になるな~。
日本で隠している事をアメリカではハッキリ言っていそう。

放射線の数値が毎日話題になって、直ちに健康被害があるわけでもないとよくニュースで言ってるけど、数年後はどうなるのかとは誰も言わない。
見て明らかに黒い煙(火災?)でも、グレーがかった煙と言葉を濁してハッキリ言わないの。
ハッキリ言ったらパニックになるからそれを考慮してとは解るんだけど、将来への不安は募る一方です。
アメリカはスリーマイルの教訓があるから慎重にみているんだろうね。