我が家では<自称庭師>と呼ぶメヒカン(メキシコ人)を去年の秋くらいから雇ってます。
2週間おきに来てもらって、芝刈りとたまにバラの剪定(せんてい)と周りの外ゴミを集めてもらったりしてるのですが、このおっさんベニート、ちょっと私にはウサンくさい人物であまり好んでいないメヒカンでした。
いつも、奥さんとちょっと太り気味の5年生くらいの息子を連れてきます。
息子は英語話せるので通訳をしたり(ベニートはあまり理解できない)、大きな芝刈りの機械を運んで父ちゃんの代わりに刈ったりしているのを見かけたりします。
奥さんもゴミ回収時など手伝ったりしてますが、だいたいフェンスに腰掛けて見てるだけか、我が家のリサイクルのゴミを開けてあさってはペットボトルを見つけて、ちゃっかり袋に集めて持って帰ったりしてるのを見ると、あまり経済状況が良くないのをうかがわせます。
それがはっきりしたのが、去年の12月。
なんと、ベニートは家に突然やってきてお金の前借を要求するではありませんか! どうやら、クリスマスに友達で飲んでるときに、クリスマス前はお金がいろいろ必要になるから、オーナーから早めに給料がもらえるなどと聞いたらしく、早速ベニートは(クリスマス過ぎてるのに)そのことを話しに現れたそうです。
その時はダンキチさんも納得してくれて、給料を1ヶ月早めに渡したそうです。
その1週間後、またベニートがノックしてきました。
車のガソリン代が足りないから、20ドル貸してくれって・・・・・・(--:)
先週あげたばかりでしょ!!(怒)
このおっさん、ダンキチさんが留守中にも3回くらい、私が対応したことあるんだけど、お金の要求にこの曜日にこの時間内にまた来てくれと頼んだのにもかかわらず、いつも曜日時間関係なく翌日来るんだよね(笑)
つい昨日も3月分を2月に払ったのに、給料を払ってくれと、今度は15歳くらいの娘を通訳に連れてきたのです。 (いったい何人子供いるの?)
もうこれには、さすがの私もあきれてあきれて、
もうベニートを雇うのはここで断ったほうがいい。
と、ダンキチさんに頼んだのです。
ドア越しに耳をくっつけて、ダンキチさんと3人のやりとりを盗み聞きしてましたよ。
その時に限って、タマちゃんギャーギャーお腹すいたとわめいて聞こえない!ポッキーあげながら、私はドアに耳・・・・・・
でも、結局また2回目のチャンスを与えて、今度から領収書を作ることになったそうです(--:)
もうそのことで、またダンキチさんと大ゲンカ。
なんで、まだ雇うつもりでいるのよーーーーー!!!!
なんだか・・・・・・・ちょっとお金に困ってる労働者を雇うのは苦労する。
これをきっかけに、ベニートの仕事がおおまかになってほしくないんだよね。1時間以内で終わる仕事量が今だと20分くらいでちゃっちゃと終わらせるから怖い。
ベニートに払う芝刈り代金だって安くはないし。。。。。草ののびが遅い冬時期は別に雇わなくたって、いつでも我が家には営業にノックするメヒカンはしょっちゅうやってくるんだし・・・・・・・・とため息つくばかり。
思えば、家のハンディマンも1週間以上塀の修理にやってこないし(相変わらず、隣とは開けっぴろげ)、角ではフルーツ売りがやってきて勝手に商売してるし、私のイライラを増やしてるのは
なぜか皆、メヒカンなのよね(--;)
カルフォルニアでは難しい問題じゃ。
・・・・・・・と、ちょっとシビアなひとりごとでした。
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